銘木 天然木・無垢板を販売する株式会社長堀銘木のホームページです。

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銘木・天然木について

変わりゆく銘木商変わりゆく銘木商

ここで書きます「銘木」とは、昭和50年代に、私が長堀銘木に就職した当時、私が考える「銘木とは」です。

昭和50年代の銘木

建築分野においては「構造材」として扱われます「桧」は、弊社の取り扱い分野ではありませんでした。
それに対して、和室の造作材<化粧材>として扱われるものが、弊社の取扱商品で、鴨居に使われる「杉」、敷居に使われる「桜」、障子の縁としての「杉」「桑」「キハダ」等が用いられていました。
また床の間においては、床柱とし「杉絞り丸太」あるいは「唐木」と呼ばれる「紫檀」「黒檀」「鉄刀木」の角柱。その代替品として、比較的廉価な「花梨」「ブビンガ」なども、使われていました。

床の間の「床板」としましては、「欅」や「松」が主流で、代替品として「栃」や「栂椹」が使用されていたように思います。
つまり、建築分野においては「和室の材料屋」として銘木商は発展し、建築以外の分野としまして、和楽器や、伝統的工芸品の分野の材料としても「銘木」は使われていたと思います。

現在の銘木

この30数年で建築様式が大きく変わり、日本の住宅で和室の無い、椅子生活の文化が根付いてきたように思います。
その中で、ダイニングテーブルやキッチンカウンター等に「木」を使うとき、その材料を調達するのが「銘木店」の仕事となってきました。つまり「和室材料屋」であった「銘木店」が、「洋室のインテリア」にも進出してきたということです。その扱い品目は、様々な樹種にのぼり・・・必ずしも、和室材料屋にとどまらないのが、現在の銘木店です。